日本は本当に遅れているのか

経済Trend2004.11(p60)のによるとCSRは「日本企業は欧米に対し決して後れをとってはいない」という。
岡本(2004)によると、日本は「CSR経営ではヨーロッパに遅れを取っている」という。加えて「環境経営では先進的」とも記されている。
本日ゼミの先生にこの点に関して意見を求めたところ、決して日本はCSRに関して遅れをとっていないと言う。株主をステイクホルダーと捉えて利益の最大化を目指している欧米と違い、日本は随分前からステイクホルダーを広い概念で捉えて企業経営を行ってきた。(この事はhttp://d.hatena.ne.jp/mome/20051031#1130767195にも記している)
環境経営が進んでいる、というのは日本が資源小国故に工夫してきたというとこからある。
「日本のCSRは後れていない」という事を頭に置き調査を進めながら、今後の研究をすすめていきたい。