2002年度社会貢献活動実績調査結果

2002年度社会貢献活動実績調査結果2004年1月20日(発表された日と思われる)
(社)日本経済団体連合会 社会貢献推進委員会・1%クラブ
本日フィランソロピー論の授業で配布された資料より。2年に1度の調査なので、若干古いがこれが最新のデータである。
1%クラブとは…経常利益の1%を社会貢献の為に拠出しよう、という考え。個人でも入る事ができるので、その場合は時間の1%を…ということ。欧米では3%も4%もという例も。

回答数が340社、回答率26.1%である。回答率は注目ポイントであるそう。26.1%という数字は”今は社会貢献なんてしてる場合じゃ”という企業の姿勢を表しているかもしれない。

社会貢献活動支出額は2002年度は2001年より9.9%増である。…しかしこれは注意すべき点がある。なぜならば、2001年度が対前年度17.8%減だからである。こんなに減っているのだから増えてあたりまえ。数字は注意してみなくてはならないと訴えていた。(講義の先生が)

社会貢献活動支出額の内訳…の話では「自主プログラム」が重要である事を聞いた。社会貢献活動に支出してもどこに流れるかわからないような寄付は危ない。「自主プログラム」は企業が社会貢献すべきと考える対象を考えてる表れなので、これがあるかないかで企業価値判断は随分違ってくる。