8月3日ブリュッセル

この日はブリュッセル滞在最終日。ブリュッセルを堪能することにした。芸術の丘からグランプラスを眺めた。とてもきれいでウキウキした。しかしここから私のこの日1日がつらいものとなる。楽器博物館によってからだ。見た目はきれいだし、ヘッドフォンをつけて展示物の前にたつと様々な楽器の音が聞こえるし、本来なら満足できるはず。実際私以外は楽しんでいた。埃アレルギーの私は、目に見えない敵に喉や目や鼻をやられ、一気に体調を崩してしまった。そのあと外にでると大分楽になったものの、一日中引きずることになった。
12:10頃、王立美術館に向かった。受付では13:00まで待ったら無料になると教えてもらった。なんと親切な。あとでガイドブックをよく読むと、毎月第一水曜日の午後1時からは無料になると書いてあった。こんな偶然あるんだな。私たちはしばらく美術館に併設されたカフェでランチをとった。美味しいサーモン。再度受付けへいくと、0.00EURと記されたチケットをもらえた。大変特別な記念。私は鼻水や腫れてきた目を気にしながらも、多くの名画に感動していた。とくに見たかったのはマグリットマグリットのところは随分時間を費やした。写真もたくさん撮った。写真を撮っていいことがすごいなと思った。また、ダリの作品に出会えたことも感動だった。ミュージアムショップでは、自分のためと、マグリットが好きだという友人の為に一枚ずつポストカードを購入した。
昨晩、ホテルのおじさんに「タダだから行っておいで」と薦められた王宮にもいった。雨も降ってきたし、とにかく疲れた。グランプラスに戻ってから、本場のワッフルを楽しんでから、祖母は部屋に戻るというので、孫3人で水が破格の値段で売っている既に常連客化しているスーパーへ寄った。ユーロになると何をだしていいか一瞬混乱するので、ここのレジでは笑いながら毎回財布からお金をとってもらっていた。後ろに並んでいるご夫人も笑っていた。
そのまま、「小便少女」もみにいき、なんだか衝撃を受けた。ホテルに戻ると疲れたのでそのまま寝てしまった。祖母が「小便少女」みに行きたいといったので、私を残して皆再度出かけていった。寝不足状態が続いての旅行だったので眠気がたまっていたのだ。晩ご飯は私が日本で買っていたレトルト食品を食べた。お湯を沸かしてお茶漬けを食べようとしたものの、お皿がなかった。部屋に置いているコップやペットボトル利用してキャンプ気分。明日はブルージュだ。