2005年9月1日 西宮市大谷記念美術館 イタリア・ボローニャ国際絵本絵画展

mome2005-09-01

一昨日、サンダーバード乗車の為梅田へ出る阪急の車内で吊り広告に釘付けになった。この展覧会のポスターだ。私にとって最も踊らされる吊り広告が展覧会の案内。サウ゛ィニャックも同様。クリスティーナ・アンドレスの「夜ネコちゃん」のポスターに心撃たれて早速本日出向くことにした。
西宮市大谷記念美術館は2003年秋に中原淳一展で行った以来。中原淳一展も本当に素敵であった。中原淳一と言えば、金沢のとある所にある竹久夢二グッズを置いてあるあの店は愉しめた。先輩のお勧め通りだ。先輩とは好きなものなどが驚く程似ていて、運命を感じる。色々購入したが、夢二ではない「こじましん」というサインの入った布切れも1000円ちょいしたけれど堪らなくて購入。メイクセットや梅ジャムなどのイラストが描いてあり、下には「メイクセット」など手書きでかいてあるのだが、サングラスのイラストの下に「カッコイイ!サングラス」って書いてあるのにグッときた。話がそれたので戻ってHPから引用。

大谷記念美術館の概要 http://www9.ocn.ne.jp/~otanimus/
1971(昭和46年)、大谷竹次郎(元昭和電極社長)が長年にわたって収集した近代絵画を中心としたコレクションと宅地を西宮市に寄贈しました。1972(昭和47)年5月財団法人としての正式許可を受け、11月3日文化の日を期して西宮市大谷記念美術館が開館しました。1977(昭和52)年には新館ならびにアトリエが完成。(平成1991(平成3)年には約1年にわたる大規模な増改築工事をへて、現在の建物が完成しました。
毎年行われる「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」は子供たちからお年寄りまで幅広い年齢層の来館者があり、多くの人々に楽しまれ、親しまれる展覧会として有名です。また1997(平成9)年に始まった「美術館の遠足 一日だけの展覧会」は10年連続で開催される一日だけの展覧会、というこれまでにないタイプの展覧会として多くの人々を魅了しています。これら以外に毎年2−4本の企画展を開催しています。
また展覧会以外には「ミュージアムコンサート」や「実技講座」も行い、広く市民に親しまれる美術館を目指して活動しています

展覧会の概要 http://www9.ocn.ne.jp/~otanimus/
展覧会名 2005イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
会期 2005年8月20日(土)-9月25日(日)
休館日 毎週水曜日
開館時間 午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料 一 般:800円(600円)
高大生:600円(400円)
小中生:400円(200円)
※( )内は前売り、20名以上団体料金
主催 西宮市大谷記念美術館/毎日新聞社
後援 西宮市/西宮市教育委員会

今年もまたイタリア・ボローニャ展の季節が訪れました。毎年世界中から最新の絵本原画が多数集まり、人気を集めています。この展覧会は、イタリア北部の古都ボローニャで開催されている児童図書見本市、ボローニャ児童図書展に併設された絵本原画のコンクール展の入選作品による展示です。5点1組にして応募をすれば、誰でも審査をしてもらえる公募展で、絵本として出版されているものや、未発表のものも平等に扱われます。絵本制作を目指すイラストレーターたちの発表の場として重要な位置を占め、今日の絵本の最新の動向を知らせる公募展として高く評価されています。今年も60カ国から2,570人の応募があり、審査の結果日本人16人を含む85人の作品が選ばれました。日本で展示されるのは、84人の作品、411点が展示されます。また、特別展示では2004年アンデルセン賞を受賞したオランダのイラストレーター、マックス・ベルジュイスの作品を展示いたします。ご家族揃ってお楽しみください。

入り口に家をかたどり、写真撮影も可能な看板を兼ねたものがある。(写真参照)ミュージアムショップは2カ所。2階は絵本の販売、1階ではポストカードやクリアファイル等が販売されている。私はレターセットと、ポストカードを2点購入。(イ・ヘギュン(韓国)「お月さま、どうしてついてくるの?」、えいふくかよ(日本)「Then-その時-」)私が今回の展示で一番気に入ったのはオフェリ・タラ(フランス)の「使用人の使い方」であったが、グッズは特に見当たらず残念。
あまり広いところではないので、気に入ったものだけじっくり見ていくと1時間程で見終わることができる。