pen No.152(2005年5月15日)子どもにこそ、デザインを。

ドイツ、デンマーク、イタリア、アメリカ、フランス、そして日本の子どもデザインの最新事情が掲載。
子どもにこそ、良いデザインが必要である。
ここに書いていていることだが、デザインに敏感な大人に子どもが出来たとたん、生活空間に「こどものもの」が溢れる。そうではなく、大人が見てもうっとりしてしまうくらいのグッドデザインが求められる。おもしろいのはフランスのソファ兼玩具の「建築許可証」。子ども用の大きな積み木は組み立てれば大人用のソファとなる。なるほどー。
また、デンマークのクリエィティブディレクターのイエスパー・フォン・ヴィーディング氏が「大人の定義が”理性”なら、子どもは”情緒”だ。『おもしろい』『楽しい』以外は受け付けない。理性的な大人になっても、子どもの情緒を呼び覚ませなければ、いいものは作れない」と述べている。このことは、エデュテイメントソフトのデザインにも通じるところだろうと思う。
他にももっと面白い記事があるが、今日はこんなところで。。