2006年4月26日アメリカーホイットニー美術館コレクションに見るアメリカの素顔

兵庫県立美術館
06.04.04-05.14
会期
2006年4月4日(火)〜5月14日(日)
● 開館時間
午前10時〜午後6時(金・土曜日は午後8時まで)
入場は閉館の30分前まで
● 休館日
月曜日
● 観覧料
一般 1,200 ( 1,000) 円
大・高生 900 ( 700) 円
中・小生 500 ( 300) 円 ( )内は前売料金および20名以上の団体料金
兵庫県内在住・在学の中・小生はココロンカード提示により無料
*障害者の方、および兵庫県内在住の65歳以上の方は当日料金の半額
*コレクション展の観覧には別途料金が必要(あわせて観覧する場合は割引あり) 割引引換券
● 主催
兵庫県立美術館
毎日新聞

● 後援
アメリカ大使館、兵庫県兵庫県教育委員会
神戸市、神戸市教育委員会、(財)伊藤文化財団
● 協力
日本航空
ホテルオークラ神戸

● 展覧会オーガナイザー
ホイットニー美術館
● 企画協力
ホワイトインターナショナル

ニューヨークにあるホイットニー美術館は、
20世紀アメリカ美術の素晴らしいコレクションで世界的に知られる美術館です。この展覧会は、ホイットニー美術館が所蔵する絵画、彫刻の代表作、46点を「移民」「都市」「消費」「記憶」というキーワードに沿ってご紹介するものです。

ホイットニー美術館とは?
Whitney Museum of American Art
ホイットニー美術館の創設者ガートリュード・ヴァンダービルト・ホイットニー(1875-1942)は、資産家であっただけでなく彫刻家でもあったことから、多くの若い進歩的な美術家の友人がいました。彼女は同時代のアメリカの美術家たちの活動を支援するため、ホイットニー・スタジオなどの画廊を開設して彼らの作品を展示する場を提供し、その作品の収集に努めました。
1929年までに500点以上の同時代のアメリカ美術の作品を収集していたガートリュードは、これらのコレクションをメトロポリタン美術館に寄贈しようとしましたが断られたため、自らの美術館の創設を決意します。
こうして1930年にホイットニー美術館は創立されました。翌年には、ニューヨーク西8丁目にホイットニー・スタジオを改装した美術館が開館し、コレクションが一般公開されます。その後、美術館は二度の移転を行っており、1966年に現在のマディソン街と75丁目の角に位置するマルセル・ブロイヤーとハミルトン・スミスの設計による建物に移りました。
ホイットニー美術館は現在、絵画、デッサン、彫刻、版画、写真、映像インスタレーションなど様々なジャンルの20世紀アメリカ美術の作品、12,000点あまりを収蔵しています。新進の芸術家の育成を目的として1932年に始まったビエンナーレ展も、様々な変遷を経ながら、現在もアメリカ美術の「今」を伝える恒例の企画として世界中の注目を集めています。