2005年12月27日 神戸ファッション美術館

久々の更新、研究に関係ないことですみません。けど、メセナが若干絡んでます。

神戸ファッション美術館
http://www.fashionmuseum.or.jp/src/
刺繍の美展と、同時開催のフェリシモクリスマスアーカイブスコレクション展、
そしてベーシック展示の実物で見る服飾図鑑2005年度版を観に行った。
六甲アイランドはややアクセスしにくい。なので今回は車で行ったが、駐車料金は30分100円。

入り口のところにフェリシモクリスマスアーカイブスコレクション展。

主催:株式会社フェリシモ神戸ファッション美術館

フェリシモは、クリスマス文化の世界的研究家である英国のマリア・ヒューバート・フォン・スタウファー伯爵夫人より、約10万点にものぼる膨大なクリスマスコレクションを譲り受けました。コレクションは、ほぼ全世界をカバーし、時代や様式もさまざまなものがあります。最大の特長は、カード、オーナメントの膨大な数のコレクションのほか、クリスマスの風景の写真や各国のクリスマス料理の資料なども含め、ありとあらゆるクリスマスに関係する世界のグッズがコレクションされていることです。フェリシモは、この歴史ある貴重なコレクションを守り、継承しています。
 本展では、このコレクションの一部を公開します。是非、歴史的で鮮やかなクリスマスグッズの数々をご堪能ください。

クリスマスは終わっていたけれど、色々な国のクリスマスツリーやサンタ等等展示されていた。

中に入ると、ベーシック展示とともに、刺繍の美展。

『刺繍の美展』 −the beauty of embroidery−
 刺繍は、布地に針を刺し色糸を縫いつけてさまざまな文様を表したもので、人々の装飾意欲を満たしてくれる最も基本的な手法として、太古よりほとんどすべての時代において、また洋の東西を問わずほとんどの民族が特色溢れる美しい刺繍を生み出してきました。
 丹念に一針一針を刺していくことで糸が寄り集まって面が形成され、ときには優美に、またときには絢爛に、色と形の世界が創造され、人々の日常生活に彩りを添え続けてきたのです。
 本展では、18世紀後半ヨーロッパ宮廷文化全盛期に着装された華やかな色糸刺繍の男性用スーツ(アビ、ジレ、キュロット)、豪華な金糸刺繍の19世紀のコート・ドレス、20世紀を代表するデザイナーたち(キャロ姉妹、ポワレヴィオネ、スキャパレリ等)が遺したビーズやスパングルの刺繍の煌びやかな衣装などを中心に公開するものです。あわせて、インド王族やヨーロッパ民族衣装の精緻な刺繍作品を紹介します。
 先人の至高の技術、気の遠くなるような時間と根気によって創られた刺繍芸術の極みを是非ご堪能ください。

普通に着たい!と思う様なドレスも多くあった。
ディオールやイブサンローランのドレスやら…。
永澤陽一さんというデザイナーの方の作品で、水色のニットにロブスター?の刺繍のしてあるものは
欲しかった。。
ファッションを勉強しているような学生がメモをとりながら見ていた。


上の階にはライブラリーも。多くのファッション誌の閲覧も出来るし、
デザインやアート等の書籍も沢山あったので、アクセスさえしやすかったら
度々来たいのにと思った。